ウェディング marriage
【ウェディング】式場カメラマン vs 外注カメラマン どちらがおすすめ?
投稿日:2021.10.27
どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。
コロナ騒動も少し落ち着きを見せ、ブライダル関係の動きが活発化しているように思います。
ここ2年ほどはさっぱりだったのですが、ようやく活気を取り戻してきてほっとしております。
スギタカメラでも、ウェディング関係のご依頼をごくごく稀なのですがお引き受けすることがあります。
なので、この辺の業界の動きはとても気になるところだったりします。
ということで。
今回は、コロナ禍が落ち着いて結婚式が増えるにつれ、気になってくる結婚式当日撮影のカメラマン事情についてお話します。
専属カメラマンと外注カメラマン、どちらに依頼するのが良いのか。
ぶっちゃけまくったメリットデメリットをお伝えさせていただきます。
もくじ
結婚式のカメラマンの相場は?
まず、気になる費用感を。
式場カメラマン(結婚式場と提携している専属カメラマン)に当日の写真をお願いする場合は、10~30万円が相場といわれています。
対して外注カメラマン(持ち込みとも言います)に当日の写真をお願いする場合は、5~15万円が相場と言われています。
式場によっては、持ち込み厳禁の会場もあるようです。
なので、外注したくてもできない会場もあります。
その辺はご確認くださいね。
なぜこのように価格差があるのか、ご存じですか?
一般的には、クオリティや納品カット枚数の差で価格差があると思われています。
ところが、実際はそうではありません。
業界の裏話をするようで申し訳ないですが、式場カメラマンだからと言って写真のクオリティが保証されているわけではないのです。
納品カット枚数に至っては、外注カメラマンのほうが多いことがほとんどです。
式場カメラマンは、式場と提携しているから単価が高くなる。ただそれだけの理由なんです。
間に式場が噛んでいるから、中間マージンが発生する、ということですね。
外注カメラマンで賢く費用節約
先の理屈でいうと、中間マージンが発生しない外注カメラマンのほうがリーズナブルな金額でのご依頼となりやすいわけです。
実際にスギタカメラも、結婚式の当日写真は5万円前後でお引き受けすることが多いです。
挙式のみ、結納式のみ、だともう少しディスカウントする場合もあります。
我ながら安いと思います。
外注カメラマンは総じてリーズナブルだからと言って、腕が悪いかというとそういうわけではありません。
なぜかというと、結婚式当日の写真は、それなりにスキルのある人でないとそもそも依頼を受けられないからです。
受けられない、というか、受ける勇気が出ない、という方が正しいかもしれません。
結婚式写真の前撮りであれば、最悪失敗したとしても撮り直しが効きます。
ですが、当日はやり直し・撮り直しは一切効きません。
個人の評判が生命線である外注カメラマンが、いざ結婚式当日の写真で失敗などしようものなら…
悪評が回ってしまって今後の仕事にかなり支障をきたします。
ということで、結婚式当日の写真を依頼できるカメラマンは、一定レベル以上の確かなスキルがある人だと判断できます。
会場・外注それぞれのメリットデメリット
スギタカメラ自身が外注カメラマン側の立場のため、外注サイドをいささか持ち上げてしまいました。
会場カメラマンがただ高いだけでクオリティが良くないと思われてもいけないので、一度情報をフラットにしておきます。
当然ながら双方メリットもあればデメリットもあります。
見比べてみてどちらがご自身にとってメリットが大きいかで、当日のカメラマンを検討してみてください。
以下比べてみましたので、ご参考までに。
式場専属カメラマン
メリット
- 会場専属なので会場側が手配をしてくれる
- 会場に慣れているので撮影スポットや良いアングルをよく知っている
- 突然のトラブルにも会場スタッフと連携して対応しやすい
- 個人情報が洩れる可能性が低い(式場の運営会社が管理するため)
- アルバム作成などオプションが豊富
- 安心感がある
- 接客などの教育がしっかりされている
デメリット
- 高い
- 価格なりのクオリティか疑問な時もある
- 会場慣れが災いして単調な写真になりやすい(ほかの新郎新婦とアングルパターンが一緒)
- 仕上げにこだわりが少ない
- 融通を効いてもらいにくい
- 価格の割にカット数が少なめ
外注カメラマン
メリット
- 安い
- 価格の割にクオリティが高いことが多い
- それぞれの会場の良いところや新郎新婦の雰囲気を見て写真が変わる(唯一無二の写真になりやすい)
- オフショットを撮影してくれることがある
- 仕上がりまでしっかりこだわる
- 場合によっては結婚前(婚活中)~結婚後(出産後)まで関われる
- カット数が多め
デメリット
- 専属と比べてセキュリティが脆弱
- 新郎新婦自らが依頼をしないといけない
- 会場に不慣れなので突然のことに気が回らない場合がある
- データ納品のみで済ます人が多い
- アルバム作成などの提携業者がない人が多い
- 納品が遅めになることも
- 人選を間違えると大変(ひどい人はドタキャンなど…)
- 人気のカメラマンだと当日の予約がそもそも押さえられない
この情報をまとめるにあたり、特に仕上がりの部分について改めて思い出した事実があります。
会場カメラマンではありませんでしたが、スタジオでウェディングの撮影を行っていた時代があります。
そのころの写真の仕上げは、流れ作業で機械的に行っていくものでした。
多くの方の写真を短期で仕上げなければならないので、仕上げにこだわる時間が本当にないんですよ。
対して今は、仕上げまできっちりこだわりを持って行うことができます。
ご依頼者サイドのメリットでいうと、細かな気配りや補正が叶うのが外注で、とにかくスピード重視が会場カメラマンであると考えてください。
比べると余計難しいかもしれませんが、参考になりましたら嬉しいです。
スギタカメラの結婚式写真
この記事内で使っている写真は、実の弟の結婚式の時の写真です。
姉ながら、外注カメラマンとして呼ばれました。
なので余計にオフショット写真も撮影して、式場カメラマンとは全く違った視点で撮影をしていると思います。
もちろんばっちり押さえるべきシーンも押さえていますよ。
どんな写真を撮影したかを、ここから少しだけお見せしていきます。
↓ ↓ ↓
リハーサル時。
会場の外が気になって仕方ない二人の後ろ姿。
完全なるオフショット。
本番。
新婦がバージンロードを歩く前。
リハ。
結婚証明書へのサイン練習。
本番。
フラワーシャワー。
オフショット。
フラワーシャワーを拾って遊ぶ姪っ子。
そのほか、会場をいろいろ撮影して回ったり、披露宴のくだけた様子の写真を撮影したり、割と自由に撮影します。
迷った時の分かりやすい選択基準
結局会場カメラマンと外注カメラマン、どちらを選べば良いかわからず迷っている方は、価格を取るか安心感を取るかで決めるのが迷わなくておススメです。
安心感でいえば確実に会場専属カメラマンです。
対して価格は外注カメラマンの方に軍配が上がることが多いです。
(外注カメラマンでも高い方もいます。そういう方は大体クオリティが神)
クオリティ面では、それぞれ当たったカメラマンによるとしか言えませんので、どちらが高いと明言できないところがあります。
今まで見てきた経験から言うと外注カメラマンのほうがクオリティが高めだと判断をしていますが、中には大ハズレのカメラマンもいますから…。
会場カメラマンも外注カメラマンも、どちらも素晴らしい写真を撮影してくれる方もいますし、反対にポンコツスキルの人もいます。
なので、クオリティで選ぼうとするととても難しいです。
迷ったら、安心感か価格かの選択を。
実際にお話ししたときの第一印象も結構大事です。
一生に一度の晴れ舞台の日の撮影をお任せするカメラマンなので、作例を見せていただきながら、しっかり悩みぬいて決めてください!
それでは、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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