プロフ写真 profile-photo
服の色で印象操作!プロフィール写真の服装に取り入れる色のお話
投稿日:2022.01.10
こんにちは。
広島でカメラマンをやっているスギタカメラ(@coppe61318)です。
今回はプロフィール写真を撮影する際の、色による印象操作についてお話をします。
「印象操作」というと計算高くてちょっと嫌味な言葉に聞こえるかもしれませんが、プロフ撮影は相手に与える印象を良くしたいと思わる方がほとんどです。
印象アップのお手伝いになると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事では、服の形・種類・コーディネートなどは考えず、単純に色のみに焦点を当ててお話します。
もくじ
似合う色を知ろう!カラー診断で己を知る
「この服が好き」「この色が好き」との理由で服装を選ぶ方が大半かと思います。
もちろん普段着用される服は好きな服装・好きな色を自由に着て楽しんでいただいた方がよいです。
ただ、プロフィール写真を撮影される際には、服の色が与える印象を考えて服装を選択されることをおすすめいたします。
例えば、婚活業界の中で良く言われていることですが、婚活用の写真に女性が「黒」を着用されるのはあまり良くないとされています。
黒はどちらかというと硬いイメージがあり、ビジネス感が出てしまうという理由からです。
(完全にNGなわけではなく、避けた方がベターという意味です。服の形や着こなし次第で印象も変わってきます)
好きな色と似合う色が必ずしも一致しているとは限りません。
肌の色や瞳の色などで、似合う色が異なってきます。
パーソナルカラー診断などされると似合う色が分かるのですが、ものすごくざっくりいうと、色白さんはブルーベース、色暗めさんはイエローベースと分類されやすいです。
肌色の黄色味が強いか弱いかと考えていただければ。
こちらのリンクからご自身のパーソナルカラー診断ができますので、良かったらやってみてくださいね。
骨格タイプや着こなしアドバイスもわかります。
↓
似合う色が分かったら、そこに色自身がもつ印象を加味していきます。
欲しい印象で色を選択し、似合う色に合わせて色相を考えていくという流れ。
例)
優しい印象が欲しい=ピンク
∟イエベ秋の場合=アプリコット、サーモンピンク
∟ブルべ夏の場合=ベビーピンク、オペラピンク、オールドローズ
といった風に、自身のパーソナルカラーによって同じピンクでも似合うピンクの色相が変わります。
私はイエベ秋なのですが、ブルべ夏の人が似合うベビーピンクを身に着けようものなら、顔色が暗く沈んで見えます。
このように、同じ「ピンク」というくくりの中でも似合わない色相を選んでしまうとマイナスの印象になってしまうことがあります。
診断、大事です。
色の持つ印象を味方につける
ここからは、色の持つ印象についてお話をしていきます。
ご自身が欲しい印象の色をチェックしてみてくださいね。
普段身に着けない色だとしても、勝負写真の時は一点投入に挑戦してみてほしいです。
優しさを出したい
ピンクがオススメです。
ピンクは女性が身に着けるカラー、というイメージが定着してしまっていますが、そんなことはありません。
男女ともに身に着けていただきたい色味ですね。
ピンクを身に着けた男性って、女性から好印象です。
優しそう、穏やかそう、と連想され安心感を覚えます。
いつもクールなイメージを持たれがちな女性の方も、優しさを出したい場合はピンクを着用してみてください。
一気に雰囲気が柔らかくなり、女性らしい優しい印象になります。
小児科や産婦人科で看護師の制服に薄いピンクが利用されているのも、優しさの印象付けのためだと言われています。
外向的・健康的に見せたい
オレンジがおすすめです。
オレンジは活発で、楽しく和ませながら生き生きとしたパワーを感じさせる色とされています。
社交性を表す色でもあるので、コミュニケーションに自信がない方があえて身に着けると良い、とも言われています。
少し派手な印象があるかもしれませんが、ボトムスや小物に取り入れると派手に見えにくいです。
顔回りに持ってくると若々しく見えるので、女性であればストールで投入するのもおすすめ。
男性は、オレンジっぽく見える明るい色の革靴もおしゃれですね。
オレンジは一気に親しみやすさが増すカラーで、ピンクのように甘い雰囲気が苦手な方でも取り入れやすいと人気のカラーです。
癒し系・落ち着きを見せたい
緑がおすすめです。
言わずもがな…という感じでしょうか(笑)
緑色の濃さによって印象が変わりますが、深い緑であればあるほど、大人っぽく落ち着きがある印象を持たせることができます。
明るくなればなるほど黄色の要素が入ってくるので、快活・フレッシュさという違う印象が入ってきます。
なので、緑の濃さをできるだけ深くすることで落ち着いた癒し効果が発揮されるというわけですね。
緑色は人間の目にとても見やすい色とされています。
可視光線の中で丁度真ん中あたりの波長になり、目に負担をかけない色なんです。
なので無意識に落ち着く色なんですね。
癒し効果や、穏やかな対人関係を望む方は、緑を積極的に使いましょう。
「すごい人」と思われたい
赤がおすすめです。
権威性を見せ、リーダーシップを感じさせる色です。
行動力や情熱という印象もありますね。
赤い服を身にまとうのはなかなか勇気がいるので、ぜひ小物で取り入れてください。
色の面積を小さくすることで取り入れやすくなります。
「すごい人」は言い過ぎかもしれませんが、人に覚えてもらうことや印象付けることが目的の場合も赤を取り入れるのがおすすめです。
かのトランプ元大統領は、必ず赤いネクタイを締めて演説を行っていました。
権威性を見せ、民衆に覚えてもらい、一目置いてもらい、仕事ができる人、という印象を持たせるためです。
恋愛にも効果的で、赤い小物を持っているとモテるそうです。
少しの要素で強烈な印象を与える色が赤。
ここぞ!という場面に取り入れたい色です。
信頼感を出したい
青がおすすめです。
知性の象徴とも言われている青。
クールな印象、仕事ができる人の印象を与えるのには抜群に効果を発揮する色です。
ネイビーに寄せると信頼感を持たせることができます。
青は全体的に外交的というよりも内向的なイメージを強くもたれる色なので、あまりきゃぴきゃぴした雰囲気が好きではない方はあえて青系の色を身に着けておくことで、きゃぴきゃぴしたコミュニケーションを求められなくなります。
静かな人間関係を望みたい方や、深く狭い関係を築くのが好きな方は青系のカラーを積極的に着用されることをおすすめします。
クリエイティブ・プロフェッショナル感を出したい
白がおすすめです。
白は基本的には万能カラーで、組み合わせによってどんな印象にも染まるのですが、白を利かせたファッションにすることでクリエイティブさを出すことができます。
シンプルな白シャツをサラッと着るだけ、というなんのひねりもない服装でさえ、クリエイティブでプロっぽく見せることが可能です。
無難でありどんな印象にも染まる色ですが、主役にすることで洗練された印象を与えます。
もしも色で迷ったら白を基調にすることをお勧めします。
顔色が良く見え、撮影の際にも出したい印象をその場で味付けがしやすいです。
他のカラーについては、割愛します。
気になる色があれば、色の持つ印象について第二弾記事を書くことも可能ですので、LINEなどでお気軽にコンタクトを取ってみてくださいね。
この色の印象ってどうですかね?と軽い感じでコメントくだされば、お応えさせていただきます。
上記で紹介した色の数々ですが、服に取り入れるのが難しい場合は、小物で取り入れるのも良いです。
特に赤は小物が絶対的におすすめ。
男性はネクタイや時計、ポケットチーフ、靴下など。
女性はアクセサリーやヘアアクセ、パンプスなど。
眼鏡のフレームの色味を活用するさりげない方もいらっしゃいます。
無理のない範囲で活用してみてくださいね。
迷ったら一人で悩まず人に聞いてみる
さて。
ここまで色の持つ印象についてお話をしてきました。
なんとなく欲しい印象から必要なカラーが導き出されたと思います。
診断をされた方は、ご自身の似合う色のタイプが分かったかと思います。
いざ服や小物を選んでみる段階に入ると、自分一人で決めるのが自信がなかったり、迷う方もいらっしゃいますよね。
一つに絞るのが難しい場合や、服もそうですが小物使いに悩んだり。
そうなったときは、ぜひ第三者に聞いてみてください。
身近なご家族やご友人でOKです。
また、撮影を考えられている場合は、実際にご依頼予定のカメラマンに聞くのが一番です。
写真スタジオでの撮影であれば、事前に服装アドバイスをもらうなどは難しいかもしれませんが、個人経営のスタジオ、個人のカメラマンでしたらご相談に乗ってくれるところもたくさんあると思います。
スギタカメラも事前に服装アドバイスはできますので、撮影を考えられている方で、どうしても決めきれないことがありましたらお気軽に事前相談をしてみてくださいね。
カメラマンに相談すると良いところは、写真に写ったときにどう写るかを考えながらアドバイスができるところです。
実際に対面でお会いするときと、写真に写ったときとでは、多少見え方が違うんです。
良く言われるのが、撮影時の女性のメイクは気持ち濃いめのほうがきれいに見える、などですね。
リアルに対面する際には薄化粧のほうがきれいに見えても、写真だと光の加減などがあるのでちょっと変わってきます。
そういうところを見越してのアドバイスをさせていただけますので、迷ったら一人で悶々と抱え込まず、すぐにご相談いただけますと幸いです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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