【イベント】宮島カメラ散歩で逆光を学ぶ@広島フォトウォーク

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

先日、仲良しカメラ女子のちっかめらちゃんと共同主催のイベント

宮島カメラ散歩

を開催いたしました。

どんな写真を撮影したかをちらりご紹介させていただきます!

 

逆光を学ぼう!

今回は、計4名の少人数でのイベント。

これくらい少人数のほうがまとまりがあるので好きです。

 

カメラ散歩イベントは、事前にがっちりテーマを決めず、現場を見て決めることもあれば参加者さんから「これってどうやるの?」と質問が出たらその質問をメインに練習することもあります。

 

今回は「逆光で上手に写真を撮りたい」というご要望と「参加者それぞれの構図が知りたい」というご要望がありました。

なので、まずは逆光をテーマに練習。

 

まず、逆光で撮るとどんな良いことがあるのかをピックアップしてみます。

 

逆光写真の良いところ

  • ドラマチックな写真になる
  • 立体感が出る
  • 毛がの質感が良く見える

 

こんなところでしょうか。

 

特にわかりやすいのが「毛の質感」です。

髪の毛や動物などを逆光で撮影すると、毛先のほうが透けて見えるので、毛の色がきれいに出たりふわふわ・つやつやなどの質感が表れやすいです。

サンプル写真がこちら。

 

髪の毛・動物の毛もですが、もこもこの毛感のある服だったりファーを付けていたりする時も、逆光で撮ると質感が出て雰囲気が良くなります。

 

ドラマチックな写真のサンプルはこちらかな。

ただの落ち葉写真ですが、逆光を活用することによって光と影が遊んだ雰囲気ある写真になります。

 

そうそう。

こういったお散歩カメラ系の写真は、空や地面にも目を向けると良いですよ。

旅先でもそうですね。

歩いて見える視線からの写真は誰でも撮りますが、見上げた時に見える景色や、しゃがんだ時に見つけたものなどを撮影すると、良い素材になったり後から見返した時の思い出になります。

なにより写真の練習にとても良いです。

 

光と影で遊ぶ

逆光と似たようでいて少し質が違いますが、光と影をテーマに写真を撮ってみるのもおすすめです。

何の気なしに撮った写真も、光と影のバランスがうまく出ていると味のある写真になります。

 

例えば、これは「柵から漏れる光を見つけたので撮ってみました」というザ・お散歩フォト。

こういった何の変哲もない風景を少し印象的に見せるには、光と影を見つけてそれを主体に撮影をしてみると良いです。

 

こちらは光と影のコントラストが素晴らしくて撮影をしたものです。

赤く紅葉したもみじの葉部分に光が当たり、あとは暗くなっている。

スポットライト的な光だったので撮影をしてみました。

背景からちらりと見える青空の効果もあって、色がとても美しい写真になりました。

 

 

そしてこちらは、光と影の境目に座ってみてください!とお願いをして撮影をしてみたポートレート写真(練習)。

太陽が雲に隠れたり出たりと忙しい日だったので、ちょうど光が差した時を見計らって「今!今ちょうどいい光!」と光の中に急いで入ってもらいました。

午後の強い直射日光が当たっているので、コントラストが強めの写真になってカッコイイですね。

人物に立ってもらう場所・座ってもらう場所も光と影のバランスを見て決めることが多いです。

 

ちなみにこの石段、降りるときすごく怖かったです。

鳥居の上にもまだ階段があるんですよ(笑)

長くて階段の幅が狭くて、皆でひいひい言いながら降りていました。

誰も転ばなくてよかった。。

写真を撮る余裕ができたのが、これくらい降りてきたときにようやく。と言った感じです。

ほんとにめちゃくちゃ怖い場所でした(;'∀')

 

写真上手に見える構図

お散歩写真の構図はどんな感じで撮ってるの?と聞かれ、皆で写真を見せ合いっこしながらどんな視点で撮影をしているのかをお互い学びました。

一番お手軽な「写真上手に見える構図」は、主役を決めて、主役を真ん中ではなくどちらかに寄せる構図です。

 

例えばこんな感じ。引きとアップはお好みで。

 

真ん中に主役ドーン!という構図も悪いわけではありませんが、気を付けなければありきたりな写真になってしまうので、どちらかに主役を寄せることをお勧めします。

これは五重塔を左右に寄せていますね。

あとはもみじとのバランスを見ながら、引きとアップで迷った写真です。

 

こちらも鹿さんを下に寄せた写真です。

中央に置かず、あえて下に寄せることで奥行きを表現&背景の紅葉を目立たせています。

もちろん撮るものやその時の場所によるので、必ずしも「主役をどちらかに寄せる」が活きる写真になるかはわかりません。

普段撮っている写真がなんか味気ないな~とか、なんかパッとしないな~と思う方は、主役を思い切って前後左右どちらかに振ってみてください。

思わぬおしゃれ写真が撮れるかもしれませんよ。

 

写真はマニュアルで撮るべき?

ちなみに今回の杉田の裏の目的は、新しく買ったカメラ&レンズの組み合わせに慣れることでした。

マニュアルでずっと撮影をしていて、カメラとレンズの癖を知りたかったんですね。

 

それを参加者さんの一人にぽろっとお話しすると、「私ずっとオートでしか撮影してない!」と慌てていました。

慌てなくても大丈夫です。

オートで撮影しているからとなにも悪いことはありませんので大丈夫。

 

私の持論はこちら。

最近のカメラはオートが優秀ですし、オートでお気軽に気に入った写真が撮れるならそれに越したことはないと思います。

プロを名乗るのであればマニュアルを知っていないと辛いときもありますが、そうでないならマニュアル撮影を無理に覚えなくても大丈夫です。

覚えたいと思ったタイミングで練習すれば良いだけの話ですね。

 

もっとハードルを下げていきましょう!

 

 

さて。

次回のカメラ散歩はどこに行きましょうか。

尾道に出没することが多いですが、寒い時期におススメな広島の撮影エリアってありますかね?

知ってたら教えてほしいです!

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

 

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