プロフ写真 profile-photo
アトピーでプロフィール写真に自信がない⁉男女問わずナチュラルに補正します
投稿日:2023.07.19
こんにちは。
広島でカメラマンをやっているスギタカメラ(@coppe61318)です。
今回は、お悩みの深い「アトピー肌」の方のプロフィール写真撮影についてお話しします。
気になる方は是非最後までお読みください。
写真が必要だけど今は嫌だ…アトピーっ子の本音
プロフィール写真が必要だけど、今は肌の状態がひどいから写真はちょっと…と思って撮影の機会を逃す方もいらっしゃるかと思います。
実は自分も重度なアレルギー体質。
アトピーや花粉症を子供の頃から患っています。
特にアトピー。
見えない部分の症状なら良いですが、首や顔に症状が出ると辛いですよね。
幸か不幸かマスクをしていても目立たない世界になったので、日常生活で顔を隠して生活するのはそこまで苦ではないかもしれません。
が、プロフィール写真となると話は別。
マスクをしたままだと、素顔が見えないので写真の意味が半減してしまいます。
ただ、アトピー肌の自分を撮影するのは本当に本当に気持ちがしんどいと思うんですね。
せっかくお金を出して撮影を依頼しても、残るのはアトピー肌の自分の写真。
これが自然で嘘偽りない自分とはいえ、プロフィール写真はどこかに掲載して人に見てもらうものです。
コンプレックスに感じている人も多いと思うので、第三者に好き好んで見せたい状態でもないのではないかと考えます。
自分の場合、脱ステ(ステロイドを絶って薬成分を体から抜く行為)を経験しているので、あの頃に比べれば肌が回復してきて調子の良い時は普通肌のように見えます。
でも、何かのきっかけで症状が爆発的に出てくることもあるんです。
そういう時に「写真がいるから撮りに行こうかな」とは到底思えないと思うんですね。
なので可能であれば撮影タイミングをずらすと思います。
ただ、悲しいかな、いつ・またはちゃんと肌が綺麗になるのかが保証されていないのがアトピー症状の認めなくない真実。
転んでできたカサブタなら、放っておけば1カ月もすれば治っていることも多いですが、アトピーの場合必ずしも時が解決してくれるものでもないのが辛いところ。
かと言ってステロイドで無理矢理抑えるのも長期的目線で見るとあまり良くないかもしれないです。
医者じゃないので、あくまでも自分の価値観ですが。
さて。
なぜこのような記事を書こうと思ったかというと、何を隠そうこの記事の執筆時のまさに今、鳴りを潜めていたアトピー症状が大暴走してしまっているからなんです。
特に今回は肩甲骨から上に症状が多く出ており、顔も真っ赤に腫れてボコボコ状態に。
もし自分がお客様の立場にあって、「プロフィール写真が必要だから撮ってきて」と言われても、「今は嫌です」と断固拒否してしまうと思います。
こんな肌の写真はなるべくなら残したくないし、人に会って顔を晒すのも嫌だしなあ、と。
コンプレックスだからこそ自然な補正を身につけました
女性はある程度メイクでごまかすことができます。
でも症状のある肌にメイクをするのはあまり良くはありません。
(しますけどw)
男性であればメイクで隠す人の方が少ないと思います。
そんな時に写真を撮らなければならなくなりました…!
となったときでもご安心ください。
ある程度のアトピー肌であれば、自然に補正ができます。
例をお見せしますね。
以下写真は自分がモデルになった物ですが、まだアトピーが大暴走する前の「若干症状が出てきて荒れてるかな」くらいの状態の時です。
少し鮫肌っぽくなっていてキメが粗いのと、軽い湿疹が見られます。
だいぶライティングで飛ばしたのですが、それでもまあキレイで健康な肌とは言えないかと。
補正でここまできれいにしました。
若干フェイスラインのもたつきも修正しています。
今はもう少し痛々しい状態になってしまっていますが、「まだ補正できるなー」と自分の肌状態で作業の可否を確認していたりします。
例えば人相が変わってしまうくらいのひどい症状の場合、さすがにタイミングをずらしていただく必要はあるかと思います。
補正しようにも元のお顔がわからないことと、大きな補正は不自然さがどうしても残ってしまうからです。
なので、可能であればもう少し落ち着かれてからの方が良いかと思います。
人相は変わらないけど赤みがひどい・肌がボロボロ落ちる・怪我のようになっている
この辺のレベルであれば自然な補正は可能と思われます。
補正に罪悪感を感じてしまう人へ
いくら自然な範囲でとはいえ、補正(修正)なので作り物じゃん!と思われ嫌悪感や罪悪感を持ってしまう方もいるかもしれません。
写真アプリなどで、元の顔が分からないくらいのフィルターをかける人のことをよく思わない方なら特にそうでしょう。
私の持論はこうです。
アトピー肌の補正は、症状が引いた状態に「戻すだけ」の作業であり、本来の自分のお顔や体を再現する作業だ、と。
なので、アプリのフィルターで盛るのとは意味が違うと思うんですよね。
今の自然な状態じゃないから詐欺だ!なんて思わなくても良いと思います。
そんなことを言っていては、メイクなんて常に詐欺です(笑)
でもメイクは(特に女性は)社会に出た時にはマナーとされていますよね。
ありのまま、自然なスッピンの状態が許される職場の方がまだ少ないと思います。
私も20代の頃、メイクが薄すぎてスッピンと勘違いされ、こっぴどく怒られた思い出が蘇りました。
メイクが世間的にマナーとして定着しているのならば、ナチュラル補正だって許されるべきじゃない?と思うのですが、どうでしょう。
なんならメイクは美容目的ですが、アトピー肌の補正はただただ健やかな状態に戻すだけの作業なので、全くもって健全な行為と言い切っても良いかと思います。
まとめ
今回は首から上のアトピー症状が出る方へ向けての記事となりました。
自分も苦しんでいる症状だからこそ、同じ様な状態のお客様の力になりたいと強く願います。
「肌が絶不調だけど大丈夫かな?」
「アトピーがひどくなってきたけど肌の色を自然な色に戻せるかな?」
など、ご不安に感じている方こそ、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
状態をヒアリングさせていただき、できる限り綺麗な写真を残せるよう尽力させていただきたいと思います。
それでは、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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