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新年初スナップは初詣写真で決まり!神社撮影の撮り方とマナー
投稿日:2021.12.31
こんにちは。
広島でカメラマンをやっているスギタカメラ(@coppe61318)です。
2021年最後の日にブログを更新しています。
写真を通してスギタカメラを知ってくださった方々へ。
大変お世話になりました。
引き続き2022年もよろしくお願いいたします。
さて。
リアルタイム更新でお読みいただいている方には、もうすぐ除夜の鐘が鳴るような時間に更新をしているのですが、多くの方が初詣に行かれることと思います。
初詣では参拝をし、おみくじを引き、出店を楽しみ、といろんな楽しみ方があります。
今回は、思い出に残るような初詣写真を残してみよう!ということで、カメラマン的楽しみ方をご紹介します。
神社にまつわるいろんな写真の作例をご紹介しますので、ぜひまねっこしてみて下さいね!
拝殿を撮影してみよう
お賽銭を投げて拝むところ。
あれは、神社の中でも「拝殿(はいでん)」と呼ばれる社殿です。
私も神社の作りなどには詳しくないのですが、拝むところは「拝殿」。
拝殿とは別の場所(大体奥の方)に「本殿」があります。
「神社」というと拝殿を思い浮かべるのが一般的と思っておいて下さい。
さておき、せっかく初詣に行くのだから、詣でた神社の写真は撮っておきたいところですね。
夜間に撮影をするととても幻想的で、一味違った拝殿の顔が見られるのでお勧めです。
除夜の鐘を突きに行く方、日付が変わったら神社に行く方、日中は用事があっていつも日が落ちてから参拝に行く方は、夜間の拝殿を撮影してみるのもおつです。
31日から1日に変わる夜間はさすがに人がごった返していると思いますが、年が明けてからの夜間はそこまで混み合うこともありません。
写真のように、人がほとんどいない状態できれいな写真を残すこともできますのでお勧めです。
夜間の撮影は、スマホの場合は夜間モードを使用してください。
手振れ防止にもなりますし、ハッキリ写りやすいです。
神社の社殿は左右対称に作られているので、なるべく社殿に対して真っすぐ真ん中に立ってカメラやスマホを構えるのがポイントです。
ですが、「参道の真ん中は神様が通る道」という話を聞いたことがあり、堂々とど真ん中から撮るのもどうなんだろう。と思ったことが実は何回かあります。
この辺詳しい方は教えてください(汗)
気になる方は、斜めから狙うとカッコイイ写真になりますので、このアングルをお試しくださいね。
鳥居を撮影してみよう
神社と言ったら鳥居です。
鳥居の撮影もぜひ挑戦してみてください。
王道の撮り方は、やはり左右対称にドーンと。
必ずしも鳥居と地面の接地面を入れて撮らなければならないわけではありません。
少し中間あたりから切り取ると、迫力のある鳥居が撮れます。
若干見上げる形で撮影するので、よりどっしりとした重厚感が出ますね。
神社によっていろんな鳥居があります。
たくさんの鳥居が連なりトンネルのようになっているところもあります。
こういう鳥居では、人が鳥居のトンネルの中を歩いている様子を撮影すると、非日常な不思議な雰囲気が出て面白いです。
下の写真は、小さな鳥居を見つけたので撮影してみました。
鳥居の向こう側の祠で何が祭られているのだろう?と気になりますね。
前側に梅の枝が入り、ボケ感が出たことにより奥行きが出た写真になります。
「前ボケ」という技法なのですが、奥の鳥居にピントを合わせることによって前ボケが起きやすいです。
設定次第ではあるのですが、最近のスマホだとピントを合わせていない部分は良い感じにぼかしてくれると思うので、前ボケ技法に挑戦してみてください。
2021年末は年末寒波が来ているので、雪に覆われた鳥居が撮影できるかもしれませんね。
これは、拝殿に続く道の前に長い階段を上る神社です。
階段を上りきらず、数段下からカメラを構えて地面を近づけて撮影した写真です。
雪深い感じがより表現出るので、季節感たっぷりです。
雪つながり。
丁度よいタイミングで神主さんが降りてきたので入っていただきました。
この階段を上ると拝殿です。
人を撮影してみよう
神社には必ず神主さんや巫女さんがいらっしゃいます。
お見かけしたら後ろ姿なぞを写真に納めてみるのも雰囲気ある写真になります。
仮にお顔を撮影する際は、必ずお声がけして許可を取ってからの撮影にしてくださいね。
家族での集合写真に神主さんが入ってくれることもあります。
神主さんって、どうしてこんなに絵になるのでしょうね。
ただ歩いているだけで素敵に写ります。
(共通して姿勢が良い…!)
真剣に拝んでいる姿も。凛として良いです。
子供ちゃんが一生懸命拝んでいる姿など、後ろ姿や横顔を撮ってあげると良い思い出になります。
いろんなものに目を向けてみよう
神社って、撮るものが沢山あります。
ありすぎます。
神社も様々なので、「これを撮ると良いですよ」というのは一概には言えないのですが、手水舎(ちょうずや)は外れなく絵になります。
手水舎そのものでも良いですし、手を洗っている場面を撮影するのもまたよしです。
つめたーい!とはしゃいだり恥ずかしがったりする子供さんの姿が可愛いです。
皆の願いがこもったおみくじたち。
誰かが作った雪だるま。
立派なご神木。
などなどなど。
本当にいろいろ撮影ポイントはあります。
新年の初詣は、撮影ポイントをたくさん探しながら詣でてみるのも楽しいですよ。
余談ですが、地元広島の厳島神社もとてもとても美しいので写真に納めたいのですが、2021年現在宮島の大鳥居が大規模保存工事が行われています。
70年周期で工事に入るらしいので、言ってしまえば今はとっっってもレアなお姿が拝めます。
このために観光客が増えたとも聞きます。
赤い大鳥居は工事が終わり次第何年も見ることができるので、保存工事中の大鳥居を見るついでに厳島神社に詣でるのも良いですね。
おすすめです!
今年の初詣は、写真で思い出を残しながら楽しんでいただければと思います。
気を付けて!神社撮影のマナー
最後に、初詣に限らずですが神社にて撮影をする際のマナーを簡単にお話をします。
なんといっても参拝者さんの邪魔になるような撮影は絶対にダメです。
納得のいく写真を撮りたいからと、他の参拝者さんを長い時間待たせたり、退かせたり…これは言語道断です。
参拝者さんの波が途切れた時にササっと迅速に良いポジションから撮影をする。これが基本ですね。
また、知らない方のお顔が写っているものはWEB上にアップしない。
アップするなら隠す。これが鉄則です。
今回記事内にアップしている顔が分かる写真に写っている人は、全員私の知り合いです。知り合いというか家族ですね。
許可もいただいているので問題なしです。
一応家族でも何かしらのWEB媒体にアップする際は、顔が写っていたらアップOKかの確認をしましょう。
勝手にアップしたら嫌な気持ちになる方もいると思いますので、配慮が必要です。
大がかりな機材を持っての撮影もあまり良い顔をされませんので、気を付けてください。
カメラやスマホを手持ちで身軽に。
これくらいなら何も言われません。
機材はライトにして行きましょう。
がっつり撮影をしたいからと、撮影ロケハンのような大掛かりな撮影機材も持ち込んでの撮影をしたい場合は、事前に神社に許可を取ることをお勧めします。
混み合う日時ではそういったものを持ちこむことを避けてくださいと言われる神社もありますので、要確認です。
撮影自体NGですという神社も出てきていますので、大きな神社であればあるほど確認をしておいた方が良いです。
撮影する側は、神社と他の参拝者さんへの配慮をもって臨みましょう。
自分勝手な撮影は×です。
それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
そして、2022年もスギタカメラをよろしくお願いします!
皆様、良いお年を!
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